3分知恵袋
  • 正直、私がもやしに求めているのは、
    あのシャキシャキとした食感と
    安いながらもおかずのカサを増せるあの量なんです。


    栄養価への期待は全くなし!でした。


    だって、
    見た目からしても栽培の方法を聞いても
    栄養があるようには思えないんですよ!


    「もやしにあるのは水分だけ!」皆さんもそう思っていませんか?


    でも実際のところどうなんでしょう。


    今回はそんな寂しいイメージが定着したもやしの意外な素顔に迫ります。


    果たしてもやしに栄養はないのだろうか?


    「世界一栄養がない」という理由で
    ギネス入りした野菜があります。


    もやしだと思うでしょう?


    それが意外にももやしじゃないんですよ。


    何だと思いますか?


    正解はきゅうり。
    あんなに健康的な色をしているのに・・・。


    あの不朽の名作トトロの中でも、
    おいしそうにきゅうりを頬張るメイちゃんに
    隣のおばあちゃんが言ってました。


    「お天道様、いっぱい浴びてっから、体にもいいんだ。」


    お天道様いっぱいですよ!
    おばあちゃんの作った畑のものは
    何でも体によさそうだったのに!


    もやしはその栽培の過程で日光を浴びてすらいません。
    あの色の白さは、その証!


    ギネスにこそ認定されていませんが、
    お天道様の恩恵を受けていないもやしに
    果たして栄養は望めるんでしょうか。


    歴史を紐解いてみると、
    実は日本人ともやしの関係も長いんです。


    もやしが文献上に登場するのは、平安時代。
    日本最古の薬草本『本草和名』です。


    この文献の中では「毛也之」と書かれ、
    薬用として栽培していたようです。


    薬用ですか!?


    しかも江戸時代の『和漢三才図会』という文献でも
    もやしが薬用だったことがわかります。


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